浜田医療センター附属看護学校では授業の中で、中山間地域等の環境を体感し、中山間地域等を守る医療とは何か考えることを目的に、浜田市ツーリズム協議会とともに１泊２日の宿泊体験（年２回）を行っています。

今回、この学びのまとめとして、「地域・在宅看護論実習Ⅰまとめの会」が開催されました。
看護学生の発表を聞きに、看護学生を受け入れた浜田市ツーリズム協議会会員（兼しまね田舎ツーリズム実践者）などが集まりました。

各グループから、
・宿泊体験の様子
・浜田市ツーリズム協議会会員への生活習慣などのヒアリングをもとに提案した運動や食事の内容、伝え方で工夫した点、伝えた時の反応
・浜田市ツーリズム協議会会員が住む地域を取り巻く生活環境・暮らしぶり
などについて発表を行いました。

また、発表後は質疑応答を行い、他グループの活動などについて理解を深めました。

各グループの発表から、
・１回目と２回目の宿泊体験における浜田市ツーリズム協議会会員の生活環境などの変化
・運動や食事を提案した際の伝え方の反省点、健康状態に問題がない若い方に健康について伝えることの難しさ
など、多くの気づきがあったことが窺えました。
こうした多くの気づきは、丁寧なヒアリングの結果だと感じます。

浜田市ツーリズム協議会会長からも「この宿泊体験は会員にとってもプラスが大きい」というお言葉があり、双方にとって得るものが多い取組であることが分かりました。

会の後は、浜田市ツーリズム協議会会員と看護学生で写真撮影をしたり、「また行きたい」など会話を交わしたりしていました。