秋の台所

秋の実りを喜ぶ

実りの秋は食材の定番です。
米やソバはもちろん木にたわわに実った果実は
特に秋を感じます。紅葉が彩る山里へ行き
秋の味覚をいただきましょう。

釜戸でホクホクの芋ご飯

秋が深まり少し肌寒くなった夕方。古民家塾の台所では、夕ご飯づくりがはじまっています。新米やイモ、キノコや柿など、秋に収穫された食材がいっぱいです。
ここでの調理は釜戸の火おこしから。まず種火をつくり、小枝を燃やしていきます。火力が上がり、良い火加減になったら2つの釜で芋ご飯と豚汁づくりを。芋ご飯は、米とたっぷりのサツマイモを一緒に入れてホクホクに。豚汁は野菜を大きめに切って、島根の味噌と酒粕も入れます。あとは火を絶やさないように薪を入れて調整を。火力が強いので、あっという間にできあがります。さぁ、温かいうちにいただきましょう。

今日のごちそう

芋ご飯

塩加減をいい塩梅に!

塩加減をいい塩梅に!

サツマイモを1cm角に切ります。といた米の中にサツマイモを入れて、塩を少々。水は米の約1.2倍を入れてます。「はじめチョロチョロ中パッパ。赤子泣いても蓋とるな」と昔から言われるように、はじめは沸騰するまで強火で炊き上げ、そして弱火に。お焦げの香がしたら火を止めて10分程度、蒸らして出来上がり!