今回、千蓼庵さん（邑南町）からお誘いがあり、「邑南そば栽培研修会」に参加してきました。

例年は栽培についてのお話がメインのようですが、今年は趣向を変えて、民俗学の観点から暮らしとそばの関係性、山陰の在来種そばの調査状況などについてお話がありました。

そばと焼畑（焼山）が密接に関わっていること、集落に残るお祭りのお話などが大変興味深かったです。
また、島根県内独自のそばの在来種についても説明がありました。今後、調査結果をまとめていきたいとのことでした。

そばは交配しやすいと聞きますが、在来種を味わうということは、昔からその地域で食べられてきた味を知るということに他ならないと感じました。

邑南町産そばは町内外からの引き合いが強く、生産が追い付かない状況にあるそうです。
邑南そばの取組は７年目で年々評価や生産量が上がって来ており、今後も繰り返し栽培して生産量を増やす仕組みづくりを行っていきたいとのことでした。

「手打ちそば千蓼庵」さんのホームページはこちら↓
https://senryouan.com/